なんのためなら自分が頑張れるか、わからない、、、働き方に悩む若い人が増えていますよね。
そして、そんな人たちと一緒に働く40歳以上の人たちも悩んでいます。
「部下が出世やお金を稼ぐことに対して、貪欲さが足らず歯がゆい、、、」という人も多くみかけます。
今回ご紹介する「モチベーション革命」はそんな悩みを鮮やかに解決してくれます。
2025年現在でゆとり世代、さとり世代と言われてきた20歳から37歳前後の方に向けられた「働き方」の未来、考え方について学べます。管理職として、自分の部下としてその世代と接するビジネスパーソンにも大きな気づきがある本です。
結論からお伝えしておくと、年齢が離れている人と働くなら絶対に読んでおいた方がいい作品です。
働き方や将来について少しでも悩んでいる若手の方、そしてその世代のモチベーションの低さや考え方を理解できずにいる40代以上のビジネスパーソンに強くおすすめしたい。
世間や職場に対して感じる違和感の原因がわかるきっかけになるかもしません。そして、これからの自分自身の働き方についても、新しい視点が得られる本になると思います!
2025年1月現在、Kindle Unlimitedで『モチベーション革命』は読み放題対象です!30日間の無料お試し期間があるので、興味がある方はこの機会にぜひ読んでみてください!
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世代間のモチベーション差が生まれるのはなぜか?その「差」を理解することが、本書の第一歩です。
上の世代と今の世代のモチベーションの違いを理解していないと、価値観やモチベーションの持ち方の違いで不幸が起こります。乾けない世代が自分自身をダメだと思ってしまったり上の世代が下の世代を理解できず新しい可能性を摘んでしまうことがあります。
引用元:モチベーション革命 筆者 尾原 和啓
この本でわかること
世代間のモチベーション差が生まれる3つのポイント
世代間のモチベーション差が生まれる3つのポイント
「なぜ、世代間でモチベーションの差が生まれてしまうのか?」
それを理解するためには「なんのために頑張るか?」がある世代を境に大きく変わってきていることを学ぶ必要があります。
※ゆとり世代とは、1987年4月2日から2004年4月1日生まれの世代を指し、2025年時点で20歳から38歳にあたります。
団塊世代と今の30代以下の違いを本書を引用しながら、ポイントを解説していきます。
何もなかった世代と「すでにある世代」のモチベーション差
上の世代は「世の中の空白を埋めるように」仕事をしてきた世代です。
社会にないものを生み出し、収入を増やし、家のテレビを白黒からカラーに変えて、電車通勤から車通勤に変えていった。
彼らが幸福だったのは、何かを達成することが同時に社会貢献に繋がっていたからです。
さらに仕事で良い成績を収め、何かを達成すれば、今までできなかったことができるようになる。
海外旅行に行けるようになったり、会員制バーのビップルームに入れたり、美女と付き合えるようになったり、、、そういうご褒美がもらえることがモチベーションにつながっていきました。
引用元:モチベーション革命 筆者 尾原 和啓
この記事を書いている私自身も直近まではこの価値観に近い考え方をしていました。「自分に無いもの」を手に入れたくてがむしゃらに働く、それが一番大事だし、モチベーションとなっていました。
ですが、私の部下や最近出会う若者は、違うようです。
え、、、違うの??それ以外のモチベーションってなに?
時代は大きく移り、今の30代以下は団塊世代以上とは全く異なる価値観を持っています。生まれた頃から既に何もかも揃っていたので、物や地位などを欲して頑張る事は無い。
埋めるべき空白がそもそもないのです。
あなたには生まれ時から「ないもの」がない。だから何かが欲しいと「乾けない」。だからあなたの世代のことを「乾けない世代」と呼ぶことができます。
引用元:モチベーション革命 筆者 尾原 和啓
図で見ると、団塊世代との違いは一目瞭然です。
この考え方には思わず「うーん、なるほど」と唸ってしまいました。頑張らなくても、困ることがない。だから私のように「◯◯が欲しい、❌❌したい」という飢餓感がないのか、と。
「乾けない世代」、この表現は本当にしっくりきました。
さらに”頑張る”ことに対する世代間のギャップが大きいことへも言及されています。
違いすぎる”手にいれる”ことへの考え方
生まれた時から充分なモノに囲まれて育った彼らは「ないものを勝ち得るために我慢する」という上の世代の心理を理解できないのです。
さらに言えば、彼らは上の世代に対し「達成」にこだわることのアンバランスを感じています。
確かに何か大きなことを「達成」して飲む極上のワインは美味しいかもしれない。
でも「達成」する前に飲んでもよくない、、、?
てか友達とサイゼリヤのワインで気楽に乾杯する方が楽しいんだけど」というのが本音です。引用元:モチベーション革命 筆者 尾原 和啓
友達とサイゼリヤで気楽に乾杯する方が楽しいんだけど、は吹き出しました。
私からしたら、「いやいや、そういう話じゃないんだよ!」となりそうです。
頑張って達成したら、良いことが待ってるという私のベースと彼らのベースがそもそも違うのか、と認識しなければいけないんですね。
もう私の部下が話しているような内容そのもの、、、
そもそものモチベーションの起点がここまで違うのです!
はっきりと文章化してくれていて、ますますこの本の先を読みたくなってきました。
手に届く範囲にある大切なものに時間を使う
「乾けない世代」のモチベーションは「家庭」「友人」「自分」という「小さくて身近な枠」で作り上げられています
なぜなら上の世代がある程度社会を作り上げてしまったので、「乾けない世代」は「すでに作り上げられた社会」の上に立たされているからです。
「大きな枠」はもはや変えようがないから「小さくて身近な枠」を大切に生きて行く。
けれど、働き方のルールだけは変わらないから、もう何かを立てる余白が残っていないのに上の世代からは「これを持って戦え!」ととりあえずトンカチを渡されているそんなとんちんかんなズレが生じています。
引用元:モチベーション革命 筆者 尾原 和啓
もうすでに作られてしまった大枠は変えれない、という感覚もわかります!
手に届く範囲にある大切なものに時間を使おう、というのも理解できる。
その感覚がより強いのが1990年代後半に生まれてきている人たちに多いのか。と全体感をつかむことができしっくりきました。
なるほど、見ているものも、求めているものも違うとズレていくのは当然だよね。
幸せには5種類ある。「乾けない世代のモチベーション」は?
下記の表をみてください。あなたが幸せを感じるポイントはどこでしょうか?
上の世代では別にやりたいことなんてなくても、与えられた事をこなして人より良い結果を出せればそれで充分成功できました。
大きな目標は誰かが掲げてくれたので必死に「達成」を追い求めれば幸せでした。
しかし今は何が楽しいの?何をやりたいの?と言うことを常に問われ、すべて自分で決めていかなければいけない時代です。
マークザッカーバーグさんの働き方がそのことを表しています。
右向け右で固定された目標に向かって歯をくい縛って頑張る人よりも、好きな事に夢中でいつも楽しそうな人の方が魅力的になっていきます。
今は好きなことで楽しそうに仕事をしている人のもとには、自然とお金や人が集まってくる時代になってきているのです。
引用元:モチベーション革命 筆者 尾原 和啓
5つの幸せの軸
人の幸せは5種類に分けられるそうです。「乾けない世代」のモチベーションの違いを理解するためにとても役に立ちました。あなたはどこにモチベーションを感じるでしょうか?
幸せには5種類ある
- 達成 :上の世代の幸せの源。与えられた目標をクリアしたり、誰にも出来なかったことを成し遂げるなど。
- 快楽:ドーパミンを感じること。美味しいものを食べたり、好きな人と愛し合ったりして得られる幸福感。
- 良好な人間関係:「別に何も達成しなくてもいい。ただ自分が好きな人と笑顔で生きていければいいという幸せ」を指します。
- 意味合い:自分のやっている仕事が大きな文脈の中で誰かに貢献できている。さらに言えば自分の大切な人のためになっていること。
- 没頭:プラモデルを組み立てるような細かな作業に集中している時や、好きなことに夢中になっている時に幸せを感じる。
1.2は個人的にとてもイメージしやすい。この二つを得られた時は心が満たされているのを感じる時が多いです。
まさに「目標を達成して、ワインで美女と乾杯」ですね。やはり私自身は「乾いている世代」に入るのかな。
「乾けない世代」の幸せとは?
では「乾けない世代」は何が幸せの軸になるのでしょうか。
本書では「良好な人間関係」や「意味合い」を重視する人が非常に多いと指摘しています。
仕事よりも、個人や友人との時間が大事。何気ない作業の中にも”今、自分がこの作業をやっている意味”を見出せないととたんにやる気が起きなくなる。没頭タイプの人も多く、いくら稼げるかよりも仕事に夢中になって時間を忘れてしまったということに喜びを感じます
モチベーションを見失っている「乾けない世代」の多くは自分の幸せを構築する要素が「意味合い」や「没頭」であるにもかかわらず今の仕事の中にそれを見出せない状態なのかもしれません。
社会的に見てくれがよさそうなことや、誰かが掲げた「大きな達成」を成し遂げるために自分がもともと好きだったり得意だったりしたこととはかけ離れた仕事に仕方なくついた、「ライフ」と「ワーク」が完全にかけ離れている人なのではないでしょうか
引用元:モチベーション革命 筆者 尾原 和啓
あー、仕事の中で、自分が幸せを感じる要素がなければやる気は出てこないよね。
そうなんです。私の職場の若い子たちも”意味あい”というものにすごく執着があります。
ずっと疑問だったのですが、この文を読んでスッと心に落ちてきました。
これからの時代において知っておくべきこと
今後働いていく上で、私たちが知っておかないといけないことが大きく4つあります。
これからの時代において知っておくべきこと
働き方が変わってきている
仕事を頑張った分だけ結果が出て、社会全体がグングン成長していくような時代はとうに終わりました。
社会全体が生成AIを筆頭にしたIT革命とグローバル化によって、多くのことが加速度的に変化していくようになりました。
それに伴い「働き方」も変わっていきます。本書では時代の変化に伴う働き方の変化を食品業界を例に解説してくれています。
「太らない肉メニュー」を開発したり、インスタ用の可愛らしくデコレーションされたケーキを提供したりと食にまつわる「体験」そのものをいち早く仕掛けていかなければ、めまぐるしく変化していく消費者の欲求に応えられなくなってしまったのです。
すでに世の中には必要最低限の物はあふれています。今はどう遊ぶかまでを提案してあげなければなりません。
相手の潜在的な欲求を見つけ出して体験をプロデュースして行くのがこれからの仕事なのです。
引用元:モチベーション革命 筆者 尾原 和啓
なるほどな、こういった点を追求していくのは若い世代の方が得意だろうし、自分事として考えられるから生産性もあがりやすいのかな
インスタグラムを見ていても、単なるHOW TOではなく具体的に”こう使えばもっと楽しいよ”とか”私はこう使って良かったからおすすめ!”といったより一歩踏み込んだ投稿が伸びているのも実感としてあります。
まさしく、体験をプロデュースすると言えますね
アイデアの次は「インサイト」
無いものがなくなり、多くの人が困っていないのが当たり前。
これからの時代は個人的かつ細やかな”欲求”に加えて、購買意欲のツボである”インサイト=新しい視点”を探す時代である、と筆者は言います.
GoogleやYahoo! などの大企業の中には週休3日制を取り入れて話題になったことがあります。
覚えてるよ!羨ましい!
休みが多いってことで羨む人もいたね。
けど、掘り下げてみると違うことが見えてきますよ。
社員にしっかり休暇を取らせると言う会社の目的には「休んでいる間に、街でユーザーをしっかり観察してきてね」という、意図が込められているのです。
つまり休んでいる間に「インサイト」を発見してくるという仕事を任せられていると言うこと。理由はもちろん、ビジネスにおける優先事項が「決められたことをひたすらやる」ことから「消費者の潜在的な欲求を発見し、提案する」へ変化したからです。
つまり1年中会社勤めをするのではなく、まずは自分が生活者として生きることで、世の中の潜在的なニーズを拾ってきなさいと言う意図を込められているのです。
引用元:モチベーション革命 筆者 尾原 和啓
なるほど、ただ仕事をこなすだけじゃないんだね。
AIの進化によって、決められた事をやるだけなら機械で済んでしまうことが増えてきました。
新しい価値、視点を生み出すには消費者として、日々を過ごしながら世の中の潜在的なニーズを把握するためにサービスを使ったり勉強する自己投資が求められるようになってきてるんです。
仕事(ワーク)の意味、考え方が変わっていく
あなたはの仕事は1日中、没頭して取り組んでしまうようなものですか?
休みの日でも仕事をしろ、と言われるとげんなりするでしょうか?
本書の中ではこれからの”仕事”の意味あいや考え方についても言及されています。
仕事休みの境目がないと苦しいと感じる人は、そもそも自分の幸せと仕事があっていないのかもしれません。
なぜなら仕事が楽しくて公私混同になっている人は仕事をしているという意識ではなく、好きなことをしているという感覚で日々を過ごしているからです。
仕事がつらいものだから少しでも多く休んで私生活を充実させたいと感じている人は”ライフ=余暇”と”ワーク=仕事”が切り離されているのです。
そして今の日本のビジネスパーソンには、こういった人が非常に多いのが現状です。
引用元:モチベーション革命 筆者 尾原 和啓
僕の周りの人は、ほとんどが休暇(ライフ)を楽しむことが大事で、充実させたいと思ってるよ!
多くの人はそうだと思います。ですが、これからの時代はライフとワークの境界線がない人が前に出てくる時代になっていくと本書では予測されています。
人から「ありがとう」と言われる仕事が残る
これから単純作業のような仕事はAIがやることになる、っていうのは理解できるよ。
けど、どんな仕事なら自分でやり続けていけるのかな?
その点についても、本書で解説してくれてます。
シンプルですが、その通りだと感じました。
今後「人工知能革命」が加速していくと、単純作業のような仕事はどんどんAIが担っていくことになっていきます。
では人が仕事をしていく上でどんなことが大切になっていくのか。どんな仕事ならロボットに代替されることなく、持続していけるのでしょうか。
シンプルな言い方をするならばそれは「他人から感謝されてお金をもらえること」です。
一見当たり前のようなことですが、これこそがどんな時代が来ても永遠に変わらない仕事のルールです。
引用元:モチベーション革命 筆者 尾原 和啓
読んでみると当たり前、ですが真理かなぁと感じます。自分でもとても作れない美味しい料理をだしてくれるシェフ、家をピカピカにしてくれるハウスクリーニング、美容室で自分のイメージ通りにカットしてくれる美容師さん、などなど。
自分では出来ないからお金を払っているサービスってたくさんありますよね。
ありがとうという言葉を漢字で書くと「有難う」=「有ることが難しい」は目から鱗でした。
人は自分にはできないこと、成し得ないことに対していくらでもお金を払うのだ、ということです。そして自分にはできないことをしてくれる相手に対して人はありがとうという言葉をかけるんだと。
「ありがとう」という言葉は漢字で「有ることが難しい」と書きます。
つまり自分には有ることが難しいから、それをしてくれた相手に対して「有り難い」と思う。
だから「ありがとう」と言うのですね。
これはどんな時代の変化が起きても永遠に変わらない法則です。
たとえ「人工知能革命」が起きても人は「有ることが難しい」ことにお金を支払う。
つまりそれは「仕事」として成立し続けるということです。そんな仕事をする上で最もハッピーなことは、「自分にとっては好きで楽にできることと、相手にはできないこととが噛み合う事」です。
「こんなに楽で楽しくできることで、相手にお金をもらって感謝されるなんて!」と思えることです。仕事をしていてこれほど幸せな瞬間があるでしょうか?
ということはこれからの仕事で大事なのは自分にとって得意なことでいかに相手にとって「あることが難しいこと」を探し続けるかということなのです。
引用元:モチベーション革命 筆者 尾原 和啓
あなたにとって好きで楽にできることは何でしょうか?
働き方の「未来」を考えるヒント
先の見えないこの変化の時代において間違いなく言えること。
それは一見、非効率に見える人間の「好き」を突き詰めて、その「好き」に共感する人が「ありがとう」とお金を払ってくれる"偏愛・嗜好性の循環"こそ残っていくと言うことです
引用元:モチベーション革命 筆者 尾原 和啓
最後に学べるのは大きな変化が次々と起きるこの時代における”これからの時代における働き方のヒント”です。要点をおさえて解説しますね。
働き方の「未来」を考えるヒント
「好き」=「強み」を磨いて自分にしかできない仕事にしよう
私はファッションの仕事をしていて、地方を飛び回っています。お店が少ない田舎にもよくいきます。
都会だけではなく、地方の人にも自分が取り扱っているブランドの魅力を知って欲しいし、アイテムを通じてお客様とコミニュケーションをとることが好きなのです。
会社の同僚には「出張が多くて大変だね。割に合わないね」などと色々言われていました。
ですが、色々な場所に出向くうちに他のスタッフにはない気づきや、経験値がたまっていき会社の中で「私だけの働き方」が出来上がってきました。
好きなことを突き詰める、広い視野で考える、新しいことを試してみる。それを繰り返すうちに自分が好きなことが「得意技」になる。そのプロセスを繰り返すうちに「強み」に育っていきました。
自分が好きなことや得意とすることを、有償無償をうまく分けながら、突き詰める。
自分自身が楽しいと思える純度を保ち続けることでよどまない良い循環を生み出しました。
得意技にすることで、それを使う機会が多く巡ってくるようになる
その結果、自分が得意な仕事ばかりをどんどんやるようになり、そしてその得意なこともまた日々進化する。
引用元:モチベーション革命 筆者 尾原 和啓
そこに未来の働き方のヒントが込められている。副業にも活かせるな、という気づきになりました。
非効率な「好き」こそが次の産業
AIが発達する事で色々なことが、ロボットに代替えされる可能性があるのはわかりました。
その中でAIにはできず、自分にしか出来ない相手にとって「有ることが難しいこと」🟰「ありがとう」と言われる仕事はなんでしょうか?
うーん、すごく難しい気がするよ
本書で提示されているAIにも代替不可能なものがあります。それは「嗜好性」です。
簡単にいえば、「誰になんと言われようとコレが好きだ!」という偏愛です。
頭で計算して答えを導き出すような作業では私たちはAIに敵いません。
嗜好性はとても非効率です。
ファッションや食事が特にそうですよね。栄養を取るだけなら、今は多機能食品がたくさんある。
けれどそこに、味や、調理の仕方に好みがあるから人は情報を求め、街を歩きネットでお店をわざわざ調べたりするのです。
昔の資本は筋肉でした。
肉体労働を集約できることが強かった。
それが蒸気機関の発明で追いやられて、今の資本は頭脳になった。
そしてその頭脳は人工知能によって効率的な仕事に追いやられて、次の産業は非効率を産業にしていく「嗜好」になっていくのです。
引用元:モチベーション革命 筆者 尾原 和啓
複雑な計算や単純作業は機械にたくして、自分の「好き」を価値に変えていくってことかな。
私はそのように捉えています。
個人が「何を好きなのか」を突き詰めた情報がこれから価値を生んでいくのだと思います。
「ライフワークバランス」をどこまで広げることができるのか。
ライフワークバランスってなにかうまく説明できますか?
よく聞くけど、なんとなく仕事ばっかりじゃなくて休み(ライフ)と仕事(ワーク)をバランスよく過ごそう!みたいなイメージをもっていませんか?
そうそう、そんなイメージだね。
本書を読むまで、私もそう思っていました。程よく休んで、仕事をがんばりましょう、みたいな。
ですが、本書の中では全く違う意味でした。
ライフワークとは、たとえお金にはならなくても、ついつい取り組んでしまうような好きで好きでたまらない"生きがい"です。
もしあなたが今とても疲れているなら、そんなものはないと、すぐにこの本を閉じたくなるかもしれません。
しかし、どんな人にもこのために生きているなと思えるほど、好きなものが存在するのです。そしてそれを実感できる時が、あなたが元気になる時です。
自分が好きで仕方ない。ライフワークなら放っておいても24時間1年中考えられていられます。つまり、ワークの中のライフワークにおける部分をいかに広げていくかが大事ということです。
これはライフとワークが別々に独立していた時代が終わりつつあると言うことを表した言葉であると言えるでしょう。
これからは仕事と私生活が分離した「ワークライフバランス」ではなく、生きがいをお金に換えていくて「ライフワークバランス」の時代です。本当に自分が好きなことや得意なことであれば、いくら働いても不思議とエネルギーが湧いて、どんどん楽しくなってしまう。
生きがいのために働くことは、本人にとっては遊んでいるようなものなのです。
引用元:モチベーション革命 筆者 尾原 和啓
ここは、本当に響きました。
仕事に追われることなく、私生活を充実させるハンドリング感覚のことだと思っていたけど違うんだね。
ライフワークだけで暮らすことができるようになれたら素敵ですよね。
本書ではどうやってライフワークバランスを改善していく具体的な方法についても教えてくれます。
どうやってライフワークを増やしていくのか?
そうはいってもいきなり仕事をやめて、「好きなこと」にだけ没頭するのは現実的ではないですよね。
言ってることはわかるけど、好きなことだけでは食べていけないよ!
単に好きなことだけやればいいという話ではないんです。
二つのワークを役割分断させていくのがポイントです。
二つのワーク
- ライスワーク ー 自分が食べていく(家族を生かしていく)ためにやるべき仕事
- ライフワーク ー 人にありがとうと言われる自分にとって生きがいとなるもの
何をするにも、日々生きていくお金は必要です。忙殺されない程度に稼ぎを増やせるように頑張るのがいいと私も感じています。
そして空いた時間をSNSやスマホゲームなどで浪費することなく、人から「ありがとう」と言われる自分にとっての生きがいを伸ばしていけるように時間を使いたいと考えています。
今サラリーマン、OLをしている人はライスワークを「ライフワークに自分が没頭できるためのお金と時間とリソースを生み出すもの」と据えてみてはどうでしょうか。
平日はわりきって、目の前の仕事に没頭して結果を出してしっかりと稼ぐ!
そして帰宅後や週末になったら「ライフワークの時間」として好きなことや自分が得意なことに時間を投資して、磨いていく。
その動きを継続していくうちに「好き」が「得意」になり、「お金」に変わり「世界が求めること」と合致したとき、「生きがい」で稼げるようになっていく。
そして「ライフワーク」での稼ぎが「ライスワーク」に頼らなくてもよくなってきたころ私たちが「生きがい」を追求していく人生が本格スタートしていくのです。
引用元:モチベーション革命 筆者 尾原 和啓
と本書では語られています。
私にとってはこれがまさにブログだ。はじめは小銭を稼ぎたい、程度の気持ちから始めたけれどいまはもっと書きたいと感じている。ライフワークになっていると言える。
ブログのことを考えている時が一番楽しい。休みの日や、早朝など時間は取り組める限られているけど、文章を書いている時間は没頭しています。
私は今まさに、ライスワークをしながらライフワークを磨いている最中。楽しいし時間がいくらあっても足りません。
目の前の仕事に集中しながら、没頭しています。
少しづつ、反応してくれる人が増えてきて先の道も見えてきました。
だからこそ、本書の教えてくれる働き方のヒントは有益だと実感をもって書くことができています。
まとめ:働き方の”未来”を提示してくれる本。本当におすすめです。
冒頭でも書きましたが2025年現在でゆとり世代、さとり世代と言われてきた20歳から37歳前後の方に向けられた「働き方」の未来、考え方について提案する本です。また管理職として、自分の部下としてその世代と接するビジネスパーソンにも大きな気づきがある本です。
結論、年齢が離れている人と働くなら絶対に読んでおいた方がいい作品です。
働き方や将来について少しでも悩んでいる若手の方、そしてその世代のモチベーションの低さや考え方を理解できずにいる40代以上のビジネスパーソンに強くおすすめしたい。
世間や職場に対して感じる違和感の原因がわかるきっかけになるかもしません。そして、これからの自分自身の働き方についても、新しい視点が得られる本になると思います!
2025年1月現在、Kindle Unlimitedで読み放題です!30日間の無料お試し期間があるので、興味がある方はこの機会にぜひ読んでみてください!