この記事でまとめていること
- Audible(オーディブル)が頭に入らない理由・原因
- Audible(オーディブル)が頭に入らない時の9つの解決方法
通勤、運動中に「聴く読書」が楽しめるサービス、Audible(オーディブル)。
いそがしい現代人の読書量を増やすサービスとして人気ですが、一方で下記のような悩みをよく見かけます。
Audible(オーディブル)が気になっているけど、「内容が頭に残らない」という評判をきいて使うか迷っている。
Audible(オーディブル)を使っているけど、内容が頭に残らない、、、
せっかくサブスクに申し込むのだから、意味のあるようにしたい
この記事ではAudible(オーディブル)を使っている方、これから使おうか検討している方どちらにもあてはまる上記のような悩みを解決していきます。
実際にAudible(オーディブル)を4年以上使用している私も使い始めのころは「Audible(オーディブル)が頭に入らない」という悩みがありました。
ですが、原因を考えてこの記事で紹介する9つの解決策を実行することで「Audibleが頭に入らない」という悩みがなくなりました。
まずは原因を考えていきましょう
大前提 「頭に入る」ということを思い違えていないか??
Audible(オーディブル)の内容が頭に入らない理由・原因の話に入る前に、大切なポイントが一つ。
そもそも「頭に入らない」ってどんな状態ですか??
えっと、、、読んだ内容が頭に残らないとか
振り返ったら、何の話だったのか人に説明できない、とかかなぁ
上記のような状態であれば、心配するようなことではありません。それが当たり前なのです。
そもそも論で人間の頭はすぐに忘れるようにできています。
朝、読んだスマホニュースの記事の内容などを詳しく覚えていますか?昼間に話した会話を一言一句覚えていますか?
覚えている人の方が圧倒的に少ないと思います。
今日の出来事の詳細すら、完全に思い出せないのですから何時間と流れるAudible(オーディブル)の内容を完全に覚えていなくて当たり前なのです。
忘れていても全く問題ありません。
びっくりした、怒った、笑ったなどよほど感情に大きなインパクトを与えた出来事以外は、覚えていないものです。
ですから、「Audible(オーディブル)は聴いても頭に入らない」と考えるのではなく、「一度聴いただけでは頭に入らなくて当然」と考えましょう。
歴史の出来事や英単語と同じです、何度も繰り返し復習することで記憶に定着するのです。
テスト勉強などを思い出してみてください。
単語を始め、何かを覚えようとした時は何度も反復して覚えたのではないでしょうか。
本の内容も同じです。一度で覚えられなくて当然。
決してAudible(オーディブル)を使って覚えられないのは能力が低いわけでも、記憶力が悪いわけでもありません。
それが普通です。
そもそも本の内容を全て暗記することが目的ではないですよね?
まずは本を読むということに対する先入観をアップデートしましょう。
一度で覚えられないことは「当たり前」なのです。
Audible(オーディブル)が頭に入らない理由・原因
さて、読書に対する認識をアップデートしたら実際にAudible(オーディブル)が頭に入らない原因を挙げていきます。
私自身、Audible(オーディブル)を使い始めた当初は内容が全く頭に残っていきませんでした。
自分には合わないんだ、と何度も思いましたね。
使い始めて4年以上経ちますが、ポイントを忘れると今でも「あれ、なんだったっけ?』とたまに思うことがあります。
本の内容が頭に入らない理由を実体験をベースに説明していきます。
Audible(オーディブル)が頭に入らない理由・原因
聴く読書に慣れていないから
「聴く読書」を始めたころは標準の速度(1.0倍速)で聴いていても頭に入ってきませんでした。
理由は単純。これまでずっと読書は紙を読むベースで行ってきたからです。「聴く読書」に不慣れだったからなんですね。
振り返ってみたら、朗読を聴くなんて子供の時以来でした。
なので、「聴く読書」に慣れるまでは「本の内容が頭に入ってこない」のは当然の結果。気にしなくてOKです。
慣れてくると聴きながらメモを取れたり、内容を理解する余裕が出てきます。
要注意! マルチタスクになっているから
Audible(オーディブル)をはじめとする「聴く読書」が頭にはいらない理由として「マルチタスクになっている」が多いです。
マルチタスクとは集中力を必要とする作業を同時に複数こなすことを言います。
仕事のメールを打ちながら、食べログでランチの店を探すとイメージしてみましょう。
おそらく両方とも同時でスムーズに終わらせることは難しいと思います。
どっちつかずになることが多いのではないでしょうか。
メールの返信も、ランチの店探しもひとつひとつをシングルタスクとして片づけていけば、簡単にできることなのです。
ですが、マルチタスクになった途端に難易度があがります。
なぜなら、脳は一つの作業にしか集中できないように出来ているから、です。
マルチタスクは二つの作業を、行ったり来たりしている状態。
「Audible(オーディブル)を聴いていても頭に入らない」という時、目の前の作業に集中したり、Audibleの内容に集中したりと、タスクに意識が分散してはいませんか??
社会人だと経験がある方が多いかと思いますが、メールの返信など何らかの作業を集中しながら相手の話を聞いていると「あれ、なんの話だったっけ?」となったことはありませんか?
ちゃんと相手の話を聞いていたはずなのに、です。
Audible(オーディブル)を聴きながら、集中する必要がある作業をすることはそれと全く同じこと。
「聴く読書」と「集中力がいる作業」を行ったり来たりしている場合は、それはマルチタスクになります。
ご自身の行動がそうなっていないか、振り返ってみてください。
マルチタスクで聴いてしまうと、読書の内容が頭に入りづらくなってしまいます。
心身ともに疲れているときに聴いているから
疲れ切っているときにAudible(オーディブル)を聴いても全く頭にはいってきません。
4年以上つかっている私でもそうです。
心身ともに疲労している時は大事な会議や授業があろうが、集中できませんよね。好きな読書といえど、疲れている時は「聴く読書」もおすすめしません。
Audible(オーディブル)が頭に入らない時の9つの解決方法
Audible(オーディブル)が頭に入らない原因はわかりました。次は私が実施して効果のあった9つの解決方法を紹介していきます。
Audible(オーディブル)が頭に入らない時の9つの解決方法
重要!忘れて当然。読書に対する認識をアップデートしよう。
「Audible(オーディブル)の内容が一度で頭にはいらない、、、」そう思った時、まずは読書に対する認識をアップデートしましょう。
いざ、Audible(オーディブル)で勉強しようと思ったならば「聴いた内容を忘れてはいけない」「一度で覚えなければ!」と身構えがちです。
ですが、人間の脳はそんな風にはできていないのです。
人間の集中力は続かないのが当たり前ですし、そもそも本の内容は全て記憶する必要は一切ないのです。
本の内容を全て暗記することが目的ではないですよね?
Audible(オーディブル)などのオーディオブックを使う時は、下記のように考えて使ってみてください。
聴く読書の心構え
- 一度聴いただけでは頭に入らなくて当然 →人間の頭は忘れるように出来ている
- 一部分でも覚えていたら上等。 →聴けば聴くほど理解が深まる
- 読了後、全く覚えていなくてもOK →聴き放題なんだから、何回でも聴けばいい
Audible(オーディブル)は聴き放題。忘れてしまったなら、もう一度聴けばいいのです。
学びたい本があれば、何回でも聴きましょう。
そのスタンスであれば「Audible(オーディブル)を聴いても頭に入らない、、」と落ち込むことなく楽しむことができますよ。
初めての方には30日間の無料期間もありますからね。
まずは気軽に試してみましょう。
聞き方を使い分けよう。「ながら聞き」と「集中して聴く」を使い分ける。
多くの人が「聴く読書」が頭に入らない理由の一つとして「聞き流せばOK」と思っていることにあります。
解決方法としては「ながら聞き」と「集中して聴く」を使い分けることがおすすめです。
具体的に聴き方の使い分けを画像付きで解説します。
- 「◯◯しながら聞く」
目的:本の大枠をつかむ
ポイント:聞き始める前に、「目次」に目を通す。
・目次に目を通すこと「どんなことが書いてあるのか」を把握できる。
・◯◯しながら聞く時は全体を理解しなくても問題無し。 - 集中して聴く
目的:気になった箇所の理解を深める
ポイント:内容を頭に残すつもりで「聴く」。セミナーや授業のつもりで!
・紙の読書と同じように、内容に集中する。
「集中して聴きましょう」と書いてしまうと、こう思う方も多いかと思います。
聞き流すだけで良いと思っていたのに、随分とハードルが高いなぁ、、、
ですが、落ち着いて考えてみるとハードルは高くないのです。
「聴く読書」は「読む読書」より理解するまでのステップが少ないのです。
目を使わないで済みますし、なにより頭が疲れません。
「聞き流すだけなんて、楽ちんで超いいじゃん」なんていう風に思っていた方には、慣れるまで集中して聴くのは大変かもしれません。
ですが、物事を深く理解するにはただ聞き流すだけでは足らないんです。
それでも耳で聴く方がとっつきやすく、何より「楽」です。
Audible(オーディブル)が効率的に学べるツールであることに間違いはありません。30日間の無料体験もあります。
ぜひこの機会にオーディブルを試してみましょう。
オーディブルは無意識に出来る作業と組み合わせる。
家事をしながらオーディブルを聴くなど「◯◯しながら聞き」をする場合、ぼーっとしつつも出来る作業(無意識にできる作業)と組み合わせましょう。
「◯◯しながら聞き」をするときは、無意識に出来る作業と組み合わせないと集中力がいるマルチタスクになってしまうからです。
マルチタスクは百害あって一利なし。
脳が疲れる上に本の内容が全く頭に入らなくなります。作業自体も遅くなりますしね。
マルチタスクになるのを避けるためにも、「◯◯しながら聞き」をする際は、無意識にできる作業と組み合わせてください。
例えば私は家事をしている時にAudible(オーディブル)を聴くようにしています。
Audible(オーディブル)を聴く時にするおすすめの家事
- 洗濯物を干す、畳む
- 掃除機をかける
- 皿洗い
このように日々行うような家事は、ほぼ無意識でこなすことができます。オーディブルを聴きながらやってもマルチタスクにはなりません。
まずは自分の生活の中でAudible(オーディブル)を使ってみましょう。
一度試してみると、Audible(オーディブル)を聴きながら自分の中で無意識にこなせる作業がいくつもあることに気づくはずです。
そういった作業には積極的にAudible(オーディブル)をからめていくと、読書の時間がどんどん増えていきます。
同じ作品を何度も繰り返し聴く。
Audible(オーディブル)の内容が一度聴いて頭に入ってこない場合、何度も繰り返し聴きましょう。
スポーツの練習と同じで、繰り返すことで耳が覚え、意識しなくても理解できるようになります。
加えて同じ作品を何度も聴くことで頭に入りやすくなり、何周もすることで新しい発見があるからです。
先述しましたが、もう一度書きます。
聴く読書の心構え
- 一度聴いただけでは頭に入らなくて当然 →人間の頭は忘れるように出来ている
- 一部分でも覚えていたら上等。 →聴けば聴くほど理解が深まる
- 読了後、全く覚えていなくてもOK →聴き放題なんだから、何回でも聴けばいい
聴いた内容を脳にインプットするためにも、同じ本を繰り返し何度も聴くことは有効なのです。
繰り返し聴いていると、「あ、ここはそんな内容だったな」と振り返ることもできます。加えて、「違った解釈をしていた」という覚え間違いを修正することにも繋がります。
全部再読する必要はありません。ブックマーク機能を利用して、聴き直したいポイントを付箋し、後でその部分だけを集中して何度も聴き直すことができます。これを繰り返すことで、理解を深まるはずです。
オーディブルを聴いているけど、なかなか頭に入っていない…と思ったら、聴き直して再インプットしてみてください。
学んだことは即実践する。アウトプット必須。
スキルアップや知識を得るためにAudible(オーディブル)を使う場合はアウトプットも行っていきましょう。
学んだことは即実践。それが定着への近道です!
学んだことを即実践すれば、「本で学んだ内容が頭に入らない」ということは起きません。
実践することで、理解が足らない箇所もクリアになる上に「経験値」が増します。それは何ものにも代え難い情報ともいえます。
加えて実体験として使った知識は記憶として強烈に残ります。
アウトプットの方法としておすすめなのは下記。特にXに投稿するのは、要点をまとめるトレーニングにもなるのでおすすめです。
おすすめのアウトプット方法
- X(旧Twitter)で聴いた内容を簡単にまとめて発信する。シンプルな感想からでもOK。
- ノートやスマホのメモなどに要点をまとめてみる
- 家族や恋人、友人に説明するような形で要点を話してみる。
学んだことを即実践することは、本の内容を頭に入りやすくするだけでなく、より深く学習するためにも有効な方法です。
学んでも知識は使わないと意味がありません。
即実行して、定着させていきましょう。
知っている作品や短い作品から聴いてみる。
まずは、全く知らない作品を聴き始めるより、自分が一度読んだことがある作品や、およその内容がわかる作品から始めてみることです。
さらに、なるべく短い作品がおすすめ。
なぜなら、慣れていないうちにあまりに長い作品を最初に選ぶと、最後まで聴けずに挫折しがち。
ネガティブに「中途半端になってしまったな」という残念なイメージだけを抱いてしまうからです。
知っている作品や短い作品を選ぶメリット
- 内容を知っている本 →内容がある程度、頭に入っているため理解しやすい
- ストーリー仕立てのの本 →むずかしい内容がほとんどないため聴きやすい
一度読んだ本を耳で聴くことで、紙の本では気づかなかった新たな発見ができることもあります。
慣れるまでは自分にとって馴染みのある
作品から始めるのがおすすめです。
まずは1日 5分~10分から始めてみる。慣れるのが大事。
本を読むことに慣れている多くの人にとって、「聴く読書」には慣れる時間が必要。
体に馴染ませるためにも1日5分程度から始めてみましょう。
今のいそがしい生活の中で、読書の時間を新たに作るのは大変なこと。
◯◯しながら聴けるのがAudible(オーディブル)のメリット。
それを最大限使って、通勤や運転中、家事をしているタイミングで1日 5分~10分からはじめましょう。
自分に合う速度調整で理解度を高める。
「聴く読書」をする状況によって再生速度を使い分けるのも、Audible(オーディブル)が頭に入らない場合の対処法のひとつ。
速度調整機能を活用して、自分に合った速さで聴くことで理解度を高めることができます。
たとえば、私は皿洗いや洗濯のような無意識で出来る作業時は2.5倍速で聴いています。小説などをゆっくり聴きたい時は1.7倍速にします。
速すぎると情報が消化できず、遅すぎると退屈して集中力が低下することがあるため、適切な速度で聴くことも検討しましょう。
特に耳で読書することに慣れてないと最初は頭に入りづらいので、速度調整をしながら慣らしていくことが必要です。
Audibleを聴いても頭に入らない……と感じるなら、状況によって再生速度を調整してみてください。
ちなみに、オーディブルは0.5倍速から3.5倍速まで速度を調整できます。
ぜひ、自分に合った再生速度を見つけてください。
本を聴く前に読書の目的を定める。
ビジネス書や自己啓発のような実用書は特にそうなのですが、読書の目的が定まっていないと内容が頭に入りづらくなります。
「目的」を持って聴き始めると、それに関する箇所が耳に残るようになります。
自分が「この本を読んで得たい情報」を明確にすれば、それに関連する情報に対して敏感になり、本の内容が頭に残りやすくなりますよ。
「事前にその本から何を得たいのか、それがわかっていると読書の質が変わっていく」ということを意識して作品を選びましょう。
よくある質問
ここではAudible(オーディブル)についてよくある質問を解説します。
オーディブルではどんな本が聴けるの?
Audible(オーディブル)は本当にバリエーションが豊富です。12万作品以上が聴き放題。
おすすめの作品はこちらの記事でも紹介しています。
プライム会員だと安くなる?
Amazonプライム会員の特典に、オーディブルは含まれません。
しかし、Amazonプライム会員限定のオーディブル3ヶ月無料キャンペーンが開催されることがあります。
料金が知りたい
Audible(オーディブル)の料金は次の通りです。
対象者 | 料金(税込) | 期間 |
---|---|---|
オーディブルをはじめて使う方 | 0円 | 登録した日から30日間 |
オーディブルを使って30日以上の方 | 1,500円 | 1ヶ月間 |
日割り計算は適応される?
オーディブルは、日割り計算が適用されません。1日でも更新日を過ぎると、月額料金を支払う必要があります。
更新日は上記の方法で確認できるため、退会を考えているなら更新日前までに手続きしましょう。
退会時はあらかじめスケジュールにいれておきましょう。
解約方法が知りたい
Audible(オーディブル)はPC、スマートフォンどちらからでも解約できます。
各端末の流れをまとめておきます。
退会手続きもすごく簡単です。
まとめ
この記事ではAudible(オーディブル)が頭に入らない理由とその解決策について解説しました。
頭に入らない際の多くの理由は「聴く読書になれていないこと」「マルチタスクとして聴いてしまうこと」だと思います。
Audible(オーディブル)が頭に入らない理由・原因
上記の原因を解決する下記の9つの方法を試すことで「Audible(オーディブル)が頭に入らない」という問題は解決するはず。
すでにAudible(オーディブル)を使っていて、悩んでいる方はぜひ試してみてください。
Audible(オーディブル)が頭に入らない時の9つの解決方法
Audible(オーディブル)を使うか悩んでいる人は、「Audible(オーディブル)が頭に入らない」という不安がなくなったのではないでしょうか。
事前情報を集めるのも大切ですが、自分にあっているかどうかを判断するには、試すのが一番。
Audible(オーディブル)を試したことがない方には30日間の無料体験があります。
興味をもって調べたこの機会にぜひ一度、お使いになってみてください。
無料期間中に解約すれば、お金はいっさいかかりませんよ